androidfeedback@drumson

２００１・０１・０８
ANDROID　FEEEDBACK
ONEMAN＠DRUM-SON
【ECHO&EMOTINAL】

　以下の文章はライブレポートに値するかどうかはわかりませんがなるべく
リアリテイに書いてみます。　実は僕はライブレポを書くのが嫌いである。そう自分で書くのが．．．。もちろん色んな雑誌のライブレポを見るのは好きだし、セットリストなども気になる。ｂｂｓにも書いたが、僕もyellow mokeyは好きだから、webmasterが書いてくれたレポはすごくおもしろかったし、彼が何を感じたのかよく伝わったレポだったと思う。
　
それではなぜ自分で書くのが嫌いなのか。それは.まがりなりともギターを弾いてきたことと、いくつかのバンドに参加したことと関係がある。そしてそれらが自分にとって納得のいく活動や結果を残せなかったこととも。　
僕が在籍した福大フォーク愛好会には、年に２度定期演奏会（フラワーコンサート）がある。この定演には４組出場でき、その４組の枠を競って愛好会内でオーディションがある。採点と批評は愛好会員全員でやる。そして集計し、点数の高い順から４組に出場権が与えられる。また批評はオーディションに参加したバンド・個人に配布される。僕はこの採点と批評も嫌いだった。なぜなら僕はオーディションに参加しなかったため、そんな人間がオーディションに参加したバンド・個人の採点・批評がつけられるのか？という、本末転倒な考えをもっていたからだ。もちろんこういった考えは僕一人だけじゃなかったと思うし、こういう考えがあったからこそ、みんなバンドを組んだり、一人でオーディションに参加して定演への切符を手に入れたと思う。そして僕はオーディションに参加することなく、サークル活動を終えることとなった。全てはオーディションに参加しなかった僕に原因がある。サークル活動ということから言えば、あまりに身勝手な考えであるのだが、少なくとも当時の僕はこのように考えていた。

　android feedbackのvocal和さん（園田和人）は僕らの一台先輩にあたる。彼は当時majestic fakesというバンドを組んでおり、博多のBe-1（当時）を中心に精力的に活動を行っていた。しかしGuとDrが西南大の方だったのでmajestic fakesとしてサークル活動に参加することが出来なかった。それでも彼はサークル内でもバンドも組み、先のオーディションにも参加して見事定演への出場権を勝ち得た。そんな彼を僕は尊敬もしつつ、羨ましくもあった。　最近の和さんの活動を見ていると、サークル当時の姿とよくダブる。そう、彼の真なる部分は何も変わっていない。彼もまたまぎれもないrock’n roll junkiesの一人だ。（こう書くと怒るかな？）ゼロからandroid feedbackを立ち上げ、そして今日ワンマンを迎えた．．．。　
ｂｂｓには去年一番見に行ったバンドと書いたが、それでも実際は３度だ。夏の Be-1,秋のBe-sonオープニングライブ、そして12月のBe-sonである。しかしこの短い間にも変化があった。特に12月のライブでは強く感じた。それまででは予想もできないような曲調もあった。bassの山田さんの加入も大きいだろう。drumの前田君の存在のデカさを奇しくもvocalとdrumだけの曲「展覧会の絵」の時に感じた。勝手ながら自分の中にあった「和さんのバンド」という当初のイメージは払拭されつつある。今日もメンバー全員MCをとっていた。結構こういうところにバンドの状態は表れるものだ。　　webmasterの言葉を借りるなら、「年一発目のライブは、一応年末のライブで去年一年間を清算してるので、とっかかりとして結構むずかしい」ものであったかもしれない。Guitarの黒土君がMCで言っていたように「このライブを足がかりに．．．」というのは正直な気持ちだろう。年末のライブの打ち上げの際、「和さんの曲にメンバーの主張が出始めている」といった内容のことを聞いた。既にそれは新曲に表れていると思う。これが増えれば、今年もandroid feedbackはおもしろいバンドになるだろう。　．．．ここまで書いてやっぱり僕はレポが苦手らしい。でもそれなら何をすればいいかは分かっている。後は．．．。　最後に．．．android feedbackの曲にはよくちょっとしたシカケがある。僕はそれが好きで、くすぐられる。うふ。＞　ちゅーかこんなんでいいか？　　大橋和史

補足｡
この日客入りは、１５０くらい｡よく入っている｡女の客が多い｡入り口には手作りのポスター｡友達に作ってもらったという冊子が着いており、２１世紀に残したい２１曲など凝った演出があり｡こけら落しもつとめた、ＤＲＵＭーＳＯＮでのワンマン。
前半サングラスをしたままＶＯＣＡＬ和さんは歌い続け、特にMCもないまま、
中盤、和が薄明かりの中一人で歌ったり、ＧＵ黒土ＶＯＣＡＬでは途急で酸素ボンベをしたまま現れ、紙テープを客席に向かって投げコーラスでは、はもりながら客を煽り、以前バンドをやっていたぱるこ氏の曲を披露し、後半代表曲が続き、アンコールではシャボン玉まで飛び出した｡
展覧会の絵という曲は、マジェフェ時代の曲！
いかさま野郎！彼は叫んでいたのが、印象的だった｡ＢＹＷＥＢＭＡＳＴＥＲ